和製英語かどうかが判断できない場合の対処

いろいろと考えて英訳に取り組んでいます。できれば和訳にも取り組みたいのですが、ひとまず・・・

そうしたなかで、公開対訳でこれは和製英語を使っているのではないだろうか、と思うものがありました。
単語は、フロアノイズ。分野は電気・電子になると思います。すべての信号を排除しても残る雑音で、宇宙の3度Kの背景幅射に似た雑音のことです。

公開訳ではフロアノイズを、floor noiseと訳しています。でも、まるで、上階の人の足音が聞こえてくるようで、違和感があります。調べると、英語では一般にnoise floorと言うようです。

限られた時間内でざっと調べたところ:
・日本語では「フロアノイズ」と「ノイズフロア」の両方が使われているらしい。
・英語ではfloor noiseは建物の騒音。
・英語では電子分野のそうした雑音はnoise floorが主のよう。
・この明細書の公開対訳ではフロアノイズをfloor noiseと訳している。
・Google Patentsで検索すると、電気・電子分野でfloor noiseという用語を使っているのは、原文が日本語か韓国語の明細書くらい。

公開対訳がなく、自分で翻訳している場合どうするだろうか? 考えた結果、こうした場合は、明細書以外の英語の論文などで使われているnoise floorのほうを採用し、根拠にした文献を控えておき、「フロアノイズ」の語順を入れ替えた理由をコメントでつけようと思います。

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